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ヴィルヘルムイッセイ(7)(ヴィルヘルム1世) 神聖ローマ帝国のベルク公の一。 ベルク伯、ラーヴェンスベルク伯、ベルク公。 関連: ゲルハルト(2) (父) マルガレーテフォンラーヴェンスベルクベルク (マルガレーテ・フォン・ラーヴェンスベルク=ベルク、母) アンナフォンデアプファルツ(2) (アンナ・フォン・デア・プファルツ、妻) ベアトリクスフォンベルク (ベアトリクス・フォン・ベルク、娘) マルガレーテ(16) (娘) ループレヒト(7) (息子) ゲルハルト(4) (息子) アドルフナナセイ (アドルフ7世、息子) ヴィルヘルムニセイ(9) (ヴィルヘルム2世、息子)
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EXアイテム特殊能力 EXアイテム特殊能力 [#i5790e3f] ベリーレア[武器] [#i5790e3f] ベリーレア[コラボ/専用装備武器[NET専用]] [#i5790e3f] ベリーレア[防具(兜・鎧)] [#i5790f3f] ベリーレア[筐体専用防具(兜・鎧)] [#i5790e4f] ベリーレア[コラボ/専用装備防具(兜・鎧)[NET専用]] [#i5790e4f] ベリーレア[筐体専用装飾品] [#i5790e4f] 神器ベリーレア(レシピEX) [#i5790e5f] 限定特殊報酬装備(配布限定) レア以下の装備品についてはEXアイテム特殊能力1を参照。 EXグレードのアイテムは、装備に応じた固定の特殊能力と、アンコモン以上にはランダムオプションが1つ付く。 ベリーレア装備・閃光レア・装飾品「精霊の首飾り」はランダムオプションが2つ付くこともある。 ランダムは付与されないこともある。 また、神器装備の中には入手手段が極めて限定された特殊報酬装備が存在する。 大討伐祭で多大な功績を上げたりすることで獲得可能で、Sカラーが選択でき強化もできるが、生産は不可能。 ベリーレア[武器] レアリティ 装備部位 名称 特殊能力1 特殊能力2 特殊能力3 特殊能力4 ベリーレア1 武器 フェンリル 腕力+30% 物理攻撃力+25 ランダム 全体支援系からランダム ブラスター 物理防御力+25 ギガントアーム 知力+30% クルーエルネイル MP+25% ランブリングフェザー HP+25% ワイバーン 器用度+30% 勇気のカーネリアン MP+25% アルムーリフ 知力+30% ベリーレア2 武器 ディープスクラッチャー 腕力+30% 体力+30% ランダム 全体支援系からランダム スピリチュアルドラム 物理攻撃力+25 アメンズガントレット 器用度+30% オプレッションホーン 物理防御力+25 ドラゴンホーン 知力+30% 炎氷の理 体力+30% 試練のラピスラズリ 器用度+30% ベリーレア3 武器 竜鱗の剣 腕力+30% 知力+30% ランダム 全体支援系からランダム ヒュプノシス HP+25% アンホーリーアロー 物理攻撃力+25 スコーピオンテイル 器用度+30% アポロン MP+25% ウリエル 物理防御力+25 聡明のぺリドット 物理攻撃力+25 アンリオタクト MP+25% ベリーレア4 武器 トゥルース 腕力+30% 物理防御力+25 ランダム 全体支援系からランダム ゴールデンレイ 器用度+30% トレンティア 体力+30% 嵐神の大風 知力+30% エクスキューショナー 体力+30% ディバインパイル 知力+30% 沈思のサファイア アルニラマ ベリーレア5 武器 ブレイバー 腕力+30% 知力+30% ランダム 全体支援系からランダム シルバーライト 物理防御力+25 テアーガスト 知力+30% ジャッジメント 物理防御力+25 リヴァイアサン 知力+30% ドラゴンスローター 体力+30% 希望のエメラルド 器用度+30% サプラノプス 知力+30% ベリーレア6 武器 イグザム 腕力+30% 器用度+30% ランダム 全体支援系からランダム トワイライトルーン 知力+30% ドリルナックル MP+25% 蛇腹アルビーノ 体力+30% ダガーオブセラフィ スプレッドニードル MP+25% クラーリタヴィサス 知力+30% ベリーレア7 武器 エクスバーナー 腕力+30% HP+25% ランダム 全体支援系からランダム ユークリッド MP+25% インペラトール 物理防御力+25 リフィンスラー 体力+30% オライオット 物理防御力+25 パンタレイズ 知力+30% 創生のアズライト 物理防御力+25 リギリウス 器用度+30% ベリーレア8 武器 アスピナ 腕力+30% 器用度+30% ランダム 全体支援系からランダム レヴィアタン HP+25% クラヴィゲール プレナルナオム MP+25% リウスタシア 器用度+30% クリムゾンエンパイア MP+25% 天明のヘリオドール ガクルクール 器用度+30% ベリーレア9 武器 テオグレース 腕力+30% 器用度+30% ランダム 全体支援系からランダム デイベトレー 体力+30% イントレット MP+25% リベクレイブ HP+25% シャルフエッジ セデコルダ 器用度+30% 旋律のアンデシン 物理攻撃力+25 レダラグルス 器用度+30% ベリーレア[コラボ/専用装備武器[NET専用]] レアリティ 装備部位 名称 特殊能力1 特殊能力2 特殊能力3 特殊能力4 ベリーレア1 武器 91式剣士用片手剣改 腕力+30% ランダム 全体支援系からランダム 錬精刃ケデュケイオン 器用度+30% ベリーレア2 武器 SW-ティアダウナー 腕力+30% HP+25% ランダム 全体支援系からランダム 単式機関砲 MP+25% ラベージバイク 41型強化手榴弾 体力+30% 高震動ブレード 物理防御力+25 GAXダイナソア 知力+30% フィオナのファイル SP-ペネトレーター HP+25% ベリーレア[防具(兜・鎧)] レアリティ 装備部位 名称 特殊能力1 特殊能力2 特殊能力3 特殊能力4 ベリーレア1 兜 ゴシックハット/ゴシックローズ 知力+30% 物理攻撃力+10 ランダム 全体支援系からランダム 気合の鉢金 腕力+25% ブーロンヘルム HP+20% 鎧 ゴシックスーツ/ゴシックドレス 体力+30% 知力+30% 黒糸威胴丸 腕力+30% ブーロンメイル HP+30% ベリーレア2 兜 クリスタルティアラ 知力+30% MP+20% 金糸の聖帽 器用度+25% イーヴィルホーン 腕力+25% 鎧 クリスタルメイル 体力+30% 知力+30% ホーリーブレス HP+20% コマンダーメイル 物理攻撃力+15 ベリーレア3 兜 エルダーハット 知力+30% 腕力+25% ネイチャーホーン HP+20% ウィンダムフレーム MP+20% 鎧 エルダーローブ 体力+30% 器用度+30% ビーストメイル 物理攻撃力+15 ウィンダムメイル 知力+30% ベリーレア4 兜 アサシンマスク 知力+30% 物理攻撃力+10 沈黙のターバン MP+20% ヴァルキリーヘルム 鎧 アサシンジャケット 体力+30% 物理攻撃力+15 リジェクター 知力+30% ヴァルキリーメイル 物理攻撃力+15 ベリーレア5 鎧 マスタークロス 体力+30% HP+25% ミスティッククロス 知力+30% グラディエーター MP+25% ベリーレア6 鎧 ダークネスコート 体力+30% 物理攻撃力+15 スノウブレイバー 腕力+30% レンジャーアーマー HP+20% ベリーレア7 兜 神楽冠 知力+30% 物理攻撃力+15 ランダム 全体支援系からランダム ラルハット/ラルベール 器用度+30% 知力+25% ランダム 全体支援系からランダム ゲインズヘルム 腕力+30% 器用度+15% 鎧 神楽袴 体力+30% 知力 +30% ラルミロスメイル 腕力+25% ゲインズアーマー 器用度+20% 知力+15% ベリーレア8 兜 紫陽の額当て/紫陽の髪飾り 知力+30% 腕力+25% ランダム 全体支援系からランダム エルサフレーム 物理攻撃力+15 リームバルト 鎧 紫炎の衣 体力+30% 物理攻撃力+15 エルサメイル 器用度+30% リームグラード 知力 +30% ベリーレア9 兜 ハインドハット 知力+30% 器用度+25% ランダム 全体支援系からランダム バレルスヘルム MP+20% ディーパーヘルム 鎧 ハインドローブ 体力+30% 器用度+30% バレルスフォーム 知力+30% デフストダイン 腕力+30% ベリーレア10 兜 リーピングベールSP 知力+30% 器用度+25% ランダム 全体支援系からランダム ウォーリアーファングSP 物理攻撃力+15 竜鱗の兜SP 腕力+25% 鎧 リーピングコートSP 体力+30% 物理攻撃力+20 ウォーリアーコートSP 腕力+25% 竜鱗の鎧SP 器用度+30% ベリーレア[筐体専用防具(兜・鎧)] レアリティ 装備部位 名称 特殊能力1 特殊能力2 特殊能力3 特殊能力4 ベリーレア1 兜 遮光の魔眼 知力+30% 体力+25% スノウゴーグル MP+20% レンジャーキャップ 器用度+25% ベリーレア2 兜 イロハフブキ/ツキノユズリハ 知力+30% 物理攻撃力+10 鎧 イロハフブキ/ツキノユズリハ 体力+30% 器用度+30% ベリーレア3 兜 巧者の刻印/巧者のピアス 知力+30% 器用度+25% 知性の輝き 腕力+25% グラディエイトフレーム 物理攻撃力+10 ベリーレア4 兜 ロゼッタハット 知力+30% 腕力+25% ランダム 全体支援系からランダム グレイスクラウン HP+20% アリサノスヘルム 体力+25% ブラッディハット 器用度+25% 鎧 ロゼッタローブ 体力+30% 器用度+30% グレイスローブ MP+25% アリサノスアーマー 腕力+30% ブラッディクロス 器用度+30% ベリーレア5 兜 シャドウハット 知力+30% MP+20% ランダム 全体支援系からランダム 忍者頭巾 器用度+25% 拳聖頭巾 HP+20% アルカナベール 物理攻撃力+15 鎧 シャドウローブ 体力+30% MP+25% 忍者装束 器用度+30% 拳聖の僧服 HP+25% アルカナローブ MP+25% ベリーレア[コラボ/専用装備防具(兜・鎧)[NET専用]] レアリティ 装備部位 名称 特殊能力1 特殊能力2 特殊能力3 特殊能力4 ベリーレア 兜 アダマンチウムピアス 知力+30% MP+25% ランダム 全体支援系からランダム 鎧 WS式特殊戦闘服『赤虎』/可変戦闘服アルカンシェル 体力+30% 器用度+30% ベリーレア[筐体専用装飾品] レアリティ 装備部位 名称 特殊能力1 特殊能力2 特殊能力3 特殊能力4 ベリーレア 装飾品 双極の首飾り 光/闇属性値+16 ランダム 神器ベリーレア(レシピEX) レアリティ 装備部位 名称 特殊能力1 特殊能力2 特殊能力3 特殊能力4 神器ベリーレア (レシピEX) 兜 パルテストラ EL+9 ユーズ/オート+2 ランダム 全体支援系からランダム イーグルヘルム ユーズ/フォース+2 松風黒炎錦 フォース/オート+2 鎧 パルテミナス 物理攻撃力+15% 器用度+20% ホワイトイーグル 知力+20% 松風黒炎丸 腕力+20% 限定特殊報酬装備(配布限定) レアリティ 装備部位 名称 特殊能力1 特殊能力2 特殊能力3 特殊能力4 ベリーレア (配布限定S) 兜 パルテストラ EL+9 ユーズ/オート+2 詳細不明 詳細不明 イーグルヘルム ユーズ/フォース+2 松風黒炎錦 フォース/オート+2 鎧 パルテミナス 物理攻撃力+10% 器用度+20% ホワイトイーグル 知力+20% ユーズ゙+3 全体支援器用+5 松風黒炎丸 腕力+20% 詳細不明 詳細不明
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トップページ セナ☆のワンフリR日和♪ - 過去ログ 生産パズルのお話[実戦編] 生産パズルのお話[基礎知識編] ←前 セナ☆のワンフリR日和♪ - 過去ログ 次→ 生産パズルのお話[応用編1] 生産パズルのお話[実戦編] 2014/8/2(土) 午後 10 33 こんばんは、セナですよ☆ 今回はいよいよ[実戦編] 厳選するためにはCP3で大成功させる必要があるんだけど、セナさん的にはCP4で練習するのが一番いいと思うの CP4の装備にも効果(1)つけたいしネ☆ ※効果(1)がなくても+3強化時に超効果が出るヨ☆無理しなくてもOK! そ・こ・で・! まず必要なのが[創造主リング] 結局コレ; コレがないとCP4で大成功させるのはキツイ( . ) 持ってなくてもくじ引いていればいつか必ず出るハズ♪ さて、準備OKかな? ほな行ってみよー! 画像は写真撮るためにCP2でやってますヨ☆ まずはアイテムを落とそう! アイテム6こ落とすまでは創造主リングも意味ないからねー CP4でブロックを動かせるのは25回! せいこうさせるにはアイテム1こにつき4手以内で落とさないといけないの!! まずはこーゆーのを探そう! コレはラッキーなやつ 1手で落とせるの この場合は2手使ってOK! 順番が大事よ なんでかは考えてみてネ☆ ヒントは[落ちてくる] 消せなさそうな場合は上を見てみよう クロスとかあるかも? 詰まったらボムを作ってみよう! 3×3が消えるから便利! 前回も触れたケド、アイテムは3こづつしか出てこないの だから最初の3こはとにかく早く、少ない手で落とそう! さて、全部落とせたかな? ここからはクオリティ稼ぎ! まずは「パッと見」で4こ消しできるやつを探そう! なさげなら1手で消せそうなクロスかボムを探そう! それもなさげならコンボできそうなとこを探そう! この優先順位を守ってとにかく1手でたくさん消すのだ! 大事なのは「パッと見」 数字で言うと120秒で25手だから1手あたり4.8秒なんだケド、かかっても3秒ぐらいで見つけたい! 残念だけどコレだけは慣れるしかないの じゃあ、例題! 4こ消しをみつけてみよう! 3 2 1 3秒で見つかったかな? で、なんで4こ消しを優先するかと言うと、 ボムは周りのブロックを消すよね そこにボムがあると消す範囲が広がっていくのー 運頼みのクロスよりも確実で、いっぱい消せるのだ 配置は気にしなくていいからとにかくいっぱい作る! ボムいっぱい作ってー ドカーン! BPいっぱい増えたでしょ? この後さらに落ちコンボで消えたりするのだ! 名付けて! 【愛の爆弾!誘爆で誘惑☆大作戦!!】 セナさんどうしてもふざけてしまふorz こんなだから【音速の奇行女子】とか言われるのよ(^_^;) じゃ、まとめますよー! ・アイテムは縦3こ消し、クロス、ボムを駆使してなるべく少ない手で落とす。 ・アイテムを落とした後は4こ消し→クロス→コンボの優先順位で多く消せそうなとこを探す。 うまくいけばCP4でも大成功できますヨ☆ とりあえずはせいこう8こ中1こでも大成功できたらOK! ここまでできたらCP3なんてヨユーさ! もししっぱいしたらリセッート!できるヨ☆ コインも素材ももったいないからねー さて、ちょっと飛ばしギミでいっちゃったけど参考になりましたかねー? うまく伝わったかな? 質問とかあったら言ってねー! ほな!(* ̄∇ ̄)ノ ▲上へ 生産パズルのお話[基礎知識編] ←前 セナ☆のワンフリR日和♪ - 過去ログ 次→ 生産パズルのお話[応用編1] トップページ セナ☆のワンフリR日和♪ - 過去ログ 生産パズルのお話[実戦編]
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ヴィルヘルムきょうかいのじゅうじか Dies iraeの07年版ではスワスチカの教会の屋根に飾られている十字架は実はカイザー・ヴィルヘルム教会から持ち出された十字架ということになっている。 この設定や下記の聖遺物のストック云々やヴィルヘルムの名前の由来などは07年版でも香純ルートでしか使われていない設定であり、クンフト以降においてもこの設定が生きているかどうかは不明である。 07年版香純ルートにおいて司狼はこれをヴィルヘルムの心臓へと突き刺し倒している。 この時の司狼の推測によればメルクリウス不在時に入団した螢にトリファが聖遺物を渡せたのは聖遺物のストックがあったからであり、これはその材料になりえるものとして用意されていたのだろうとの事。んなもん教会のてっぺんに堂々と飾っとくなよ ヴィルヘルムはこの十字架で刺された際に自分の名前の由来はまさにこの十字架の教会に追悼されているヴィルヘルム一世からであるとヘルガ・エーレンブルグから語られたことを思いだし「そうさ。俺を裁けるのは……俺を殺せるのは俺だけだ!」と絶叫し死を迎えている。ちなみに、この際「だから姉さん……俺は……」や「姉さん――俺はただ、あなたに……」とシスコン全開のモノローグが地の文で書かれている。このチンピラのシスコンはシュピーネさんと同じく07年版から変わらぬ要素の一つである。 最初から最後まで(07年版~神咒神威神楽)このチンピラのシスコンは永久不変。例え、事実上違う作品として作り変えられようとも、例え、唯我の理に染められようとも変わらない。 -- 名無し (2012-08-17 14 10 17) こんな美味しい設定があったのか -- 名無しさん (2012-08-17 15 04 36) 怒りの日事件の体験者でさえ忘れてそうな設定だ……たぶん我らの神もすっかり忘却しとることだろう -- 名無しさん (2012-08-17 15 40 52) 十字架…中々格の高そうな聖遺物になりそうじゃないか。水銀は司狼用にこれを重火器かなんかに改造するべき -- 名無しさん (2012-08-17 17 09 38) もうコレでパニッシャーでも作れば良いよ… -- 名無しさん (2012-08-17 17 20 59) 薬物の摂取で三十代ぐらいの見た目になった司狼が「もう蓮や香純に会っても、俺だって気付かないだろうな」とか言いながらも二人の為に戦うのか、胸熱。 -- 名無しさん (2012-08-17 21 30 25) ↑完全に主人公喰ってるwww -- 名無しさん (2012-08-18 00 07 36) ↑↑超見たいww 正田卿絶対大好きだよなそういうの。練炭完全に喰って、回復薬連続投与しながらハイドリヒ卿に挑みかかる司狼が見える。 -- 名無しさん (2012-08-18 01 56 23) そういえば名前の由来とか語られたの07年版だけか、この設定でヘルガ姉さん不幸だけど善良な人だったんだなぁ・・・と思ってたら完全版でアレですからw -- 名無しさん (2012-08-18 12 55 07) ↑4 そんなんされたらまた主人公か誰か分からなくなるだろ! どっかの聖人の十字架だったりするのかね、まぁもうそんな設定はないかw -- 名無しさん (2012-09-02 17 46 05) 間違いなくこの設定、神すら忘れてるな -- 名無しさん (2012-09-02 18 44 20) 聖遺物として契約したら某オパイラノベの人狼女王のアレになりそうだな・・・ -- 名無しさん (2012-09-02 22 19 49) シスコン全開のモノローグ…そういえばPSP版ではなかったなあ 見落としただけかな? -- 名無しさん (2012-09-02 23 34 05) パニッシャーのくだりは蛍アフターで出てきそうだ(笑)。 -- 名無しさん (2012-09-03 17 30 09) 解説の「天辺に堂々と」の理由は、人目に晒した方が信仰集めて聖遺物に都合良いからかねえ? -- 名無しさん (2013-12-07 11 39 51) 10年近くの歳月を経て再びイカベイで十字架の聖遺物が現れたな -- 名無しさん (2016-05-05 12 07 37) ↑ そして10年経ってようやく中尉はシスコンではなくロリコンのぺったんこマニアということも明かされたなw -- 名無しさん (2016-05-05 13 32 55) 名前 コメント
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ザクロス 分類:はれつポケモン No.2-108 タイプ:くさ/ほのお 特性:ゆうばく( 相手の直接攻撃で『ひんし』になった時、相手に相手の最大HPの1/4のダメージを与える。 ) しゅうかく(使ったきのみを何回も作り出す。) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 ザクロス 102 71 86 75 90 54 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) どく/ひこう/いわ いまひとつ(1/2) でんき/はがね いまひとつ(1/4) --- こうかなし --- 図 己の身体の一部を爆発させて種子を撒く危険なポケモン鑑 技 物理:ヒートスタンプ、だいばくはつ 特殊:マジカルリーフ、はじけるほのお、エアスラッシュ、リーフストーム、 かえんほうしゃ、ねっぷう、りゅうのはどう 変化:こうごうせい、りゅうのまい 進化 トロピウスにマグマブースターを持たせて通信交換 → ザクロス その他 名前 コメント
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マクロスなのは 第18話『ホテルアグスタ攻防戦 前編』前半←この前の話 『マクロスなのは』第18話 後半 (*) B-2エリア そこはホテルから北西に1000メートルほど離れた場所にある。 今そこには第256陸士部隊のロバート・ジョセフ三等陸尉指揮する第5小隊が展開していた。 自然保護のため森林の保存されているホテル周囲では、植生が濃く、迷彩はよく馴染んでいた。 しかしそんな中、よく目立つ肌色がある。ヘルメットを外したロバートだ。彼は部下達を散開させて手頃な石に座り込み、しばしうなだれていたのだ。 (どうしてこう、俺らはなにか起こりそうな場所ばっかり行かされるんだろう?) それは『実績のある部隊を重宝する』という上層部の当たり前な行動にすぎないが、彼らは特にあっちに行ったりこっちに行ったり。まるで特殊部隊のような扱いを受けていた。 今もクラナガンから200キロ以上離れたこのホテルに展開させられている。 避暑地として有名なこの土地『軽井沢』だが、休暇でないのが悔やまれる。 また重要なことに彼らはこの1ヶ月間ほとんど休暇をもらっていなかった。 (うぅ・・・・・・第34陸士部隊に編入された連中はクラナガンの防衛に専念で、休暇が週休で取れると言うじゃないか・・・・・・) そう、ロバートが不満なのは同じく元新・統合軍だった同僚達との境遇の違いだった。 ほとんどの者がBランクであった中で、ロバートはミシェル達と同じくAランクだった。 そのため彼はキャリア組として精強なこの部隊で最新装備も優先して配備してくれたし、階級も悪くないところまで登り詰めた。 だが、積み上がってゆく貯金を眺めるだけというのは独り者のさみしいところだった。 (くそ!休暇をとったら南国のフィリッピン(第97管理外世界のフィリピンとほぼ同じ場所にある。パラレルワールドのため、陸地は ほぼ地球の地図に準拠する。ちなみにクラナガンは東京)あたりでバカンスしてやる!) ロバートは平和なビーチに寝転び、健康な美女達を従える自分を強烈に自己暗示すると、目を見開きヘルメットをかぶり直した。 その精悍な顔にはもう弱気になっていた彼はなりをひそめ、勇敢な指揮官の顔があった。 そこに報告に来たのだろう。足音がやってくる。 「ジョセフ隊長、増援が到着しました」 自分のことをジョセフと呼ぶのは、友人であり部下でもある佐藤曹長だけだ。彼はこの世界出身だが、あるアニメの趣味に関して共通点があり、馬があった。 「増援?どこの部隊だ?」 「はい。機動六課所属、スターズ分隊です」 「ああ、あの子達か」と言うと佐藤が頷く。どうやらもう会ってきたようだ。 「じゃあ俺も、挨拶に行きますか・・・・・・」 ロバートは各種装備を背負って、文字通り重い腰を上げた。 (*) ホテル上空500メートル そこは今、フロンティア基地航空隊と空戦魔導士部隊が広域巡回していた。 「こちらサジタリウス1。D-6エリアの地上は異常なし。引き続きB-2エリアに移る」 『了解、サジタリウス1』 森林という障害物のため、成層圏という高みにいるAWACS『ホークアイ』のレーダー外である地上の監視は高性能機器を搭載したバルキリーと陸士部隊の仕事だ。 しかし一面緑のためさすがに見飽きてくる。だがあくびをつきかけたアルトの目に何かが写った。 誰かわからないが人が2人、手を振っている。場所はホテル寄りのB-2エリア付近。確か第256陸士部隊が展開しているはずだった。 〝すわ緊急事態か!〟と思い、急いでモニターの倍率を上げる。すると徐々にその人影の姿がはっきりしてきた。 緑の中には目立つ白いバリアジャケット。スバルとティアナだ。笑顔なところをみると、偶然こちらの機体を見つけて手を振っているらしい。 現在管理局にはVF-25は自分の乗るこの1機しかないため、一目瞭然なのだ。 「ふぅ・・・・・・なんだよ、びっくりさせやがって。・・・・・・でもまぁ、こういうのも悪くないか」 ひとり呟くと、ガウォークの腕を展開して振り返す。そしてホークアイとの回線を開き 「B-2エリア、異常なし」 と送った。 (*) その頃ホテルの地下駐車場には1台の中型トラックが入って来ていた。 トラックはバック駐車せず、そのまま駐車スペースに収まった。 (まったく楽なものだ。まだデジタル式コンピュータなど使うから、簡単にハッキングされる) 男はトラックから降りると鍵を締める。その男は青い短髪に黒づくめで、黒いサングラスをしている。 黒づくめとは普通ならすごく目立つ格好だが、熟練の技を持つ者がその格好をするとまったく目立たなくなる。そんなプロだった。 周囲に人がいない事を体に内蔵されたパッシブ・レーダーで確認すると、転送魔法を行使する。 この近くにはシグナムがいたが、彼女のデバイスはその魔力反応を見抜けなかった。無論更に遠くにいるバルキリーやホークアイにも探知できない。 フォールド波を応用し、魔力反応を隠ぺいするこの装置は男の─────いや、男の扮装をした彼女の秘密兵器だった。 (さて、どうやって取りに来るのかしら) 彼女は微笑むと、何処かへ転送されていった。 (*) 所変わって、ホテルから北西方向に3キロほど離れた小山に2人の人影があった。 「こんなところに来てどうする? お前の探し物は、ここにはないのだろう?」 2人のうち大柄な方が言う。その男の声はぶっきらぼうだが、どこか優しげだった。 小柄な方は、男のコートを摘まみながら答える。 「でもドクターのおもちゃが─────」 その声はまだ幼そうな少女の声。そして近くの林から彼女の言葉を証明するようにガジェットⅠ型が数機現れた。 しかしどうした事だろう?民間人にすら躊躇わず発砲するガジェット達は2人を決して照準せず、そのまま通り過ぎてしまった。 時を置かずガジェット達が向かった先で爆音が響き、黒煙が上がる。どうやら防衛部隊と交戦状態に入ったらしい。 しかし2人はその様子に微動だにしなかった。そんな2人の前に映像回線が開かれる。 回線形式は時空管理局も全面依存している民間の株式会社「MTT(ミッドチルダ電信電話株式会社)」のものだ。しかし多少細工されているのか画像が乱れていた。 『ご機嫌よう、騎士ゼスト、ルーテシア』 その画面に写っていたのは少女─────ルーテシアの言うドクター、スカリエッティだった。 そしてルーテシアが 「ご機嫌よう」 と彼に挨拶を返したのと対照的に、大柄なゼストと呼ばれた男が 「何の用だ」 と冷たくあたる。 『あのホテルにレリックはなさそうなんだが、実験材料として興味深いものがひとつあるんだ。少し協力してはくれないかね?君たちなら、実に造作も ないことのはずなんだが─────』 「断る。レリックが絡まぬ限り、お互いに不可侵を守ると決めたはずだ」 スカリエッティの頼みごとはゼストによって一蹴された。 しかし彼は懲りずにもう片方の少女、ルーテシアに再度依頼する。すると 「いいよ」 と簡単に了承を得た。 『優しいなぁ、ありがとう。今度ぜひ、お茶とお菓子でもおごらせてくれ』 その間に何かのデータの送信が終わったようだ。彼女のグローブ型のデバイス『アスクレピオス』が数度瞬いた。 (*) 『じゃあ、ご機嫌よう。ドクター』 「ああ、ご機嫌よう。吉報を待っているよ」 スカリエッティはそう返すと通信を切る。 隣では、その通信を逆探知されぬよう、先の通信会社のシステムへのハッキング作業が進行中だ。 彼の秘書であるウーノが 「メインコンピューター、ブロック。ルートをダイレクトからバイパスに。対策システムへのデコイ展開。モーションマネージャーを─────」 など、ぶつぶつ呟きながら実行していく。 その手際を横目で見ていたスカリエッティは、突然背後に来た気配に振り返る。 「・・・・・・あぁ、君か」 そこにはお得意の男装をしたグレイスの姿があった。 ちなみにこの男性化する原理は、スカリエッティですら正確なところは不明だった。特に髪が一瞬にして伸びたり短くなるのが。しかし、センサー記録から光子の残像が確認されているため、暫定的にホログラムの一種と結論づけている。 「あの子達は誰だ?私がお前と初めて接触してから8ヶ月が経ったが、今までに見たことのない顔だ」 その目はサングラスに隠れて見えないが、少し驚いているようだった。 スカリエッティは彼女でも驚くのか。と心の隅に置きつつ答える。 「そんなに私に友達が少なくみえるのかな? まぁ、驚くことはない。彼らは私のスポンサーの実験台だった者逹だよ」 そう言うと、ガジェットから送られてくる映像に目を移した。 (*) それは突然だった。 ロバート達はスターズ分隊の2人に会って、お互いの守備位置の確認などをして部隊に戻った。 しかしどうしたことか。気づいた時には目の前にガジェットⅠ型がいるではないか。 その場はなんとか切り抜けたが、敵はこの方面に攻撃を集中しているらしい。 飛び交う弾丸、レーザー、そしてカートリッジ弾。それらが相手に当たる度に互いの体力を削っていく。 そこにやっと指揮体制が整ったのか通信が入った。 『前線各員へ。現在状況は北西より陸戦型ガジェットが多数。また多方向からガジェットⅡ型及びゴーストの出現を確認しました。AWACS『ホークアイ』の総合管制と合わせて、私、シャマルが地上指揮を行います。では、陸士部隊の各小隊は戦力の半数ずつをB-2エリア付近に集結。連携取りつつ応戦してください』 第256陸士部隊はホテルからそれぞれ1ブロック離れた位置に、円を描くように展開している。 そのためシャマルは襲撃の矢面にいない小隊(例えばホテルを隔てたF-6エリアに展開している第2小隊など)の戦力を半分回せ。という指令を出したのだ。しかし───── 「・・・・・・なぁ、シャマルって誰だ?」 「さぁ。なんで部外者が命令を出すんだろ?」 この疑問に陸士達は当惑した。 階級もなく、ただ指令を出すシャマルに反発する者もいた。しかし送られてくるデータは陸士達を驚愕させるに十分だった。 レーダーの効かない森の中であっても敵の正確な位置と数、そして機種がわかる。 それは彼女のデバイス『クラールヴィント』の支援魔法だが、そんな物なしで戦ってきた陸士達にはありがたいものだった。 また、シャマルが〝機動六課〟であるという事実がホークアイからもたらされると、誰1人彼女を疑う者はいなくなった。 それは機動六課が特殊で実績ある部隊だと世間一般が認識している証左であった。 (*) 『(フェイトちゃん、主催者さんはなんだって?)』 会場内の警備を続けるなのはが、念話でフェイトに問う。 『(外の状況は伝えたんだけど、お客さんの避難やオークション中止は困るから、開始予定時間まで様子を見るだって)』 ホテルの出入口を警備するフェイトが、外の状況を窺いながら答える。 向こうの方では待機しているティアナとスバルが 「陸士の皆さん頑張って!」 とホロディスプレイで応援(観戦)していた。 (もう! 野球じゃないのに!) フェイトは今一つ緊張感に欠ける2人に、小さくため息をついた。 (*) 「11時の方向にⅢ型が4機、一気にやるぞ!」 「「了解!」」 ここは陸士達が昨日から土嚢を積んで臨時に作った塹壕だ。そこにはロバート以下4人が隠れている。 しかしシャマルの支援によって相手の位置が割れているため、最後まで頭を出す必要はない。 ロバートを含めた4人はランチャーにカートリッジ弾を装填すると、残りの1人がMINIMIで敵を掃射。怯んだところに4人がカートリッジ弾を一斉に撃ち込む。 着弾、そして爆発。 こうしてあっという間にその4機を擱座せしめた。 陸士達が一息つく間に新たに出現したミサイル搭載型が接近してきた。 彼らが前のままの装備なら、ここは最優先でそれを撃破しなければならない。また、ミサイルを発射されてしまったら塹壕を棄てて応戦しつつ後退をするのがセオリーだ。 しかし撃破する優先順位はともかく、ミサイルに関しては違った。 「ミサイル、来ます!」 部下の警告を証明するように白煙を吹き出しつつそれが向かってくる。 「迎撃!」 「了解!」 部下はMINIMIのセレクタレバーを1段変えると、ミサイルに向かって引き金を絞った。 連続して吐き出される青い光の玉。 今回発砲された弾丸は魔力球だ。それはミサイル近くを通った瞬間自爆して、ミサイルを見事誘爆させた。 今回アップデートされたMINIMIは、この近接信管付き魔力球を自動生成。速射する能力を与えられていた。 元々対AMF戦用に偏っている陸士達の現行装備は質量物を射出することを是としていて、開発者、陸士達、共に魔法の存在を忘れていた。 しかしミサイルには強いAMFが存在しない。 『ならば応用の効く魔法で迎撃したらどうか?』 前回の旧市街地戦で空戦魔導士部隊の隊員から出たこのアイデアは開発者の耳に届き、このような方式にアップデートされていた。 試験では、マッハ5を記録するバルキリー隊のハイマニューバミサイルにも有効であるという結果が出ている。それより性能の低いガジェットのミサイルを撃墜するのはわけないことだった。 「次、Ⅰ型とⅢ型が2機ずつ」 「いょっしゃあ!どんどん来い!」 ロバートは溢るるアドレナリンに浮かされながら、敵を迎撃していく。 撃破されたⅢ型から漂ってくるゴムや潤滑油の燃える匂いも、彼の燃える闘志の石炭にしかならなかった。 こうして地上の敵は順調に駆逐されつつあった。 (*) 上空でも防空部隊と襲撃側の空戦が行われていた。 バルキリー登場後の空戦はまず視認外からの長距離ミサイル(現在バルキリーとゴーストのみ運用している)戦に始まり、次に魔導士、バルキリー狙撃仕様部隊の有視界による長距離砲撃戦。最後に近接戦闘、つまりドッグファイトへと突入する。 しかし今回彼らにはミサイル及び砲撃戦が省略された。これは近すぎて狙えないという理由ではない。もし地上に展開する陸士達やホテルに撃墜したガジェットが墜落したら大惨事になるからだ。 それにもしミサイルで撃墜するなら爆発力をあげて一瞬で敵を粉微塵にするしかないが、それでは友軍も巻き込む可能性が高いため近接戦闘には向かない。 砲撃も入射角度が浅いと敵のシールドに弾かれ、跳弾が危険だ。 そうなるとバルキリー、魔導士も魔力刃で直接切るか、魔力球を撃ち込んで内部爆発を目指すしかないのだ。 相対的に動きの鈍いガジェットⅡ型ならそれもいいだろう。だがゴーストではそうは問屋が卸さなかった。 元々高機動を売りにしたゴーストを狙撃するのは至難。しかし飛来数は少なく、東側からしか来なかった。そこで防空部隊は数に物を言わせる戦術を取る事にした。 『そっちに行ったぞ!』 ガウォーク形態の生み出す三次元機動によってゴースト数機を追い詰めた天城とアルトが、後方のE-5エリアに展開する臨時の狙撃部隊(ミシェルやさくらのバルキリー狙撃仕様部隊及び、魔導士部隊の砲撃特化部隊)に通信を放つ。 撃ち上げられた数発の魔力砲撃はあやまたず追い詰められたゴーストに命中。バラバラに串刺しにする。そして更に細かくするためミシェルとさくらの放った76mm榴散弾が飛び込み、破片すら地上から消した。 『一丁あがり!』 ミシェルのVF-11SG(狙撃型指揮官機仕様。しかし指揮官機仕様のS型に、さくらと同じライフルを持たせただけ。本当なら火器管制システムが違うため遠距離への正確な狙撃など出来ないはずだが、ミシェルの卓越した技量がそれを埋めた)が操縦者の動きをトレースしてガッツポーズした。 『こちらスカル2。南方のガジェットはほぼ掃討。被害なし』 南方より侵攻してきたガジェットⅡ型を迎撃していたスカル小隊・魔導士連合部隊も大丈夫なようだ。そこにホテル上空を守っていたヴィータが通信を開く。 『こちら機動六課スターズ2。敵が来ないぞぉ~前線に行っていいか?』 どうやら痺れを切らしたらしい。周囲の頑張りでホテルから半径1キロ以内、つまり六課の守備範囲に敵が侵入したことはない。フォワード4人組も手持ち無沙汰で見守ることしかできなかった。 隊長陣も出撃待機がかかっているが、シャマルはこの程度の敵戦力なら出す気はないようだった。 シグナムもこの機を狙って地下駐車場で密売が行われることを阻止するため、地上に出ず、駐車場の見回りを続行している。 だがそれは警備員でもできること。つまり地上部隊は───── 「─────地上部隊は、もうすぐ六課を・・・・・・いや、我々を必要としなくなるのだろうか?」 シグナムは誰もいない駐車場を歩きながら呟く。それは誰に向けたものでもない。自らに向けたものだ。 六課の存在理由。確かに預言の事もある。だが今の戦いを見ると、負ける理由が思い当たらなかった。 このままバルキリーが量産されて陸士部隊も強化された暁には、自分達高ランク魔導士の居場所はペイロードの限られる機動課の次元航行船に限定されるだろう。 (・・・・・・まぁ、ミッドチルダの平和が守られるなら、それも悪いことではないか) そう思考を締めくくったシグナムは前を見据える。その時、通信が入った。相手は同じくここを警備している警備員からだ。確かそう離れていない場所を巡回警備していたはずだ。 「どうした?」 シグナムが応じると、画面の中の彼が言う。 『それが、変な音がすると思って確認しにきたんですが・・・・・・こんな有り様で・・・・・・』 画面にコンテナのドアが大破したトラックが写し出される。 『来た時にはもう・・・・・・』 聞くとこのトラックのナンバーはコンピュータ記録にはあるのだが、審査の際に提出が義務付けされている書類がないらしい。 どうやったのかわからないがトラックの持ち主はホテル側のコンピュータ記録を改ざんしたらしかった。 「そうか。とりあえずトラックの持ち主を探して逮捕するよう手配してくれ。私はその車上あらしを─────」 その時彼女の幾多の戦場で鍛えられた鋭敏な五感が〝何か〟を感じた。 『どうしました?』 「・・・・・・いや、指示通り頼む」 『了解しました』 通信は切られ、周囲が静まりかえる。 耳をすますと何か羽音のような音が聞こえた。少なくとも人ではない何かが近くにいる。 そう感じたシグナムはすぐにバリアジャケットに換装した。出撃待機で起動承認はすでに出ているため支障はない。 音は目の前のコンクリートの壁から出ているようだ。 しかしレヴァンティン搭載の各種センサー(電波式アクティブ・レーダー、赤外線式パッシブ・レーダー、魔力感知センサーなど)にはすべて反応なし。 こうなると小さな虫でもなさそうだった。 「・・・・・・」 科学を使ったセンサーが全て異常なしを告げている。しかしただひとつ、音感知センサー─────耳だけはその場所に何かがいると小さく警告していた。 「紫電、一閃!」 いままで自らの身を守って来た五感を信じたシグナムは、その場所に非破壊設定の炎を纏った魔力砲撃を放つ。 すると砲撃が壁に当たる寸前に壁が不自然に歪み、何かが飛び退いた。 「やはり光学迷彩か」 どうやらさっきの攻撃で迷彩が解けたらしい。姿を視認した。 その姿は人型だが、どこか甲殻類の昆虫を思わせるフォルムをしていた。そしてそのスマートな四肢は、ある種の優美さと力強さを兼ね備えていた。 しかしもっとも特徴的なのは何かの箱を重要そうに抱えていることだった。 「お前がトラックを破壊した犯人か?」 その人型甲虫は答えない。というより喋れないのだが───── 「そうか、わかった。こちらは時空管理局本局所属、機動六課のシグナムだ。おまえを逮捕する」 元々こういうつもりだったらしい。シグナムは管理局のお決まりの口上を述べると、レヴァンティンを構える。 相手もこちらに敵意があるようで、腕から何か鋭い爪のような刃物が伸びてきて固定武装となった。 シグナムは不覚にもこれから未知なる敵と戦えることに心躍らせてしまっていた。 (*) 時系列はほんの少し戻る。 スカリエッティからルーテシアと呼ばれていた少女はその足元に薄暗い紫色の魔法陣を展開、詠唱していた。 『―――――我は、請う。小さきもの羽ばたくもの、言の葉に応え我が命を果たせ。・・・・・・召還、インゼクトズーク』 直後魔法陣が発光。眩い光があたりを包み、視界を遮る。それが晴れたとき、彼女の周囲を100匹近い小さな虫が滞空していた。否、それは虫ではない。有り体にいうと画鋲に羽をつけたような機械生物は手を差し出すルーテシアの指先に乗り、その指令を受ける。 体電位から指令を読み取ったその一匹が周囲の仲間に相互データリンクを通して伝え、瞬く間に全体に伝達された。 「いってらしゃい。気をつけて行ってきてね」 ルーテシアの言葉に機械生物たちは発光して応え、己が目標、能無しの機械たちの元に向かった。 そして数瞬の後、陸士たちの悲鳴が辺りに響き渡った。 To be continue ・・・・・・ ―――――――――― 次回予告 賢くなった敵に総崩れになる戦線 しかし彼らはその中で、ある大きな違和感を持つことになる 次回マクロスなのは第19話「ホテルアグスタ攻防戦 後編」 「天城ィィィーッ!!」 ―――――――――― シレンヤ氏 第19話へ
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■スパンゲンヘルム Ⅱ 頭の形に合わせて作り防御効率を向上させた兜。 トルコ発祥の初期の帽子状ヘルメット。砲弾型で頭部をすっぽり覆う。鎖帷子のフードの上から付けるのが普通。 初期中世(だいたい6〜11世紀)起源的にはスキタイあたりからロシア・ウクライナを経由して西欧に伝わったともいわれる。時代的にも民族大移動の時期と重なる。スパンゲンヘルムという名前自体は特定の時代・地域に結びついたものではなく、構造による分類名である。兜の鉢の頭頂から六方に鉄板の「筋」が伸びているという特徴を持つ。この筋をドイツ語でスパンゲンという。まず外枠(=スパンゲン)を作り、そこに分割された鉢用の板金を留める。まだ一枚の鉄板を加工して頭部の鉢を形成するのは技術的に困難だったので、このような様式が特に中世初期に広く用いられた。その後、長い間このスタイルの兜は欧州中で用いられることになる。 10世紀頃のノルウェーにおけるヴァイキングヘルムもその一種といえる。太い眼鏡状の目庇(まびさし:目を守る装備)が付いていたりするが、鉢の構造的には同様である。 珍しいものではスウェーデンで発見された7世紀頃のものと思われる「ヴァルスヤーデヘルム 第六墓型」がある。やはり目庇が付いているが外枠であるスパンゲンが細かく複雑に交差し、そこに留めるはずの鉢用の板金が施されていない。形は違うが、どこかスピードサイクリングのヘルメットを連想させるものがある。はたしてこれが完成形だったのか、それとも製作途上のものだったのかは分からない。 後発作品にも登場。Xでは「持ち主の頭の形に合わせて作ることで防御効果を確実に向上させた兜」とフレーバーテキストが変更された。……それだと使い回しできないのではとか言ってはいけない。 スパンキンヘルムではない ↑今まで何とも思ってなかったのに言われた瞬間スパンキングヘルムに見えるようになった ↑ 同じく。 コメント
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ヴィルヘルムゴセイ(2)(ヴィルヘルム5世) フランスのヴァンドーム公の系譜に登場する人物。 ヘッセン=カッセル方伯。 関連: アマーリエエリーザベトフォンハーナウミュンツェンベルク (アマーリエ・エリーザベト・フォン・ハーナウ=ミュンツェンベルク、妻) エミーリエフォンヘッセンカッセル (エミーリエ・フォン・ヘッセン=カッセル、娘)
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ローデヴェイクヘルム あの名工ローデヴェイクの手で作られた作品。 装備可 アナ ローデヴェイクさんという 王室ご用達の鍛冶屋が作り出した兜。 彼が作ったこの型の兜は全部こう呼ばれる。 素材はただの鋼だが、 その丈夫さは信じられないくらい良い。 また既に市場では結構なプレミア価格が付いていて、 現在八十歳のローデヴェイクさんが いつ逝ってもおかしくないからだと推測される。 っていうか死ぬのを待ってる奴らが必ずいる。
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マクロスなのは 第20話『過去』←この前の話 『マクロスなのは』第21話「サジタリウス小隊の出張」 1700時まで準警戒態勢を維持していた防衛部隊だが、結局ホテルでは異常は見られず、1800時をもって全ての部隊が帰投を開始した。 その内六課は陸路ではなくヘリで帰投したため、隊舎には1930時ごろ到着した。 機動六課の隊舎屋上に設けられたヘリポートには到着した輸送ヘリと、隊長達の話に傾注するフォワード陣の姿があった。 「みんなお疲れ様。私は現場にいなかったけど、みんなの頑張りは陸士部隊の人達から聞きました。『今すぐにでもうちの部隊にに欲しいぐらいだ!』だって」 それを冗談と受け取った前線の4人は顔を見合わせて笑った。 実はある小隊の隊長が言っていた本当のことだったりするが、そこは大して重要なことではないのでスルーし、フェイトが続ける。 「今日は明日に備えてご飯食べて、お風呂にでも入って、ゆっくりしてね」 「はい!」 直後の解散の命令と共に前線の4人は、宿舎へとワイワイ騒ぎながら引っ込んで行った。 そこに空から爆音が轟いて来た。 「バルキリー隊・・・・・・かな?でもこんな遅くに低空飛行なんて・・・・・・」 バルキリー隊は6時以降市街地では5000メートル以下の飛行は、騒音による苦情が多発するので敬遠されていた。 「レイジングハート、どこの機体かわかる?」 『They are the Sagittarius platoon to Frontier air base.(彼らはフロンティア航空基地のサジタリウス小隊です)』 それを聞いたフェイトはさらに首を傾げる。 「サジタリウス小隊?アルトくんの小隊がどうして?」 「ああ、フェイトちゃんにはまだ話してなかったね。明日から3週間、私がさくらちゃんの戦技教導をやることになったの」 「・・・・・・そうなんだ。でもなのは、少しハードワーク気味じゃないかな?大丈夫?」 「うん、朝が少し早くなるだけだけだから」 なのはは言うと、ロングアーチスタッフに通信を入れ、眼下に見える滑走路の夜間発着灯を点けさせた。 (*) アルト以下サジタリウス小隊の3機は夜間発着灯に従ってファイターで着陸した。3人は機体から荷物を降ろすが入場の許可がまだ降りないため、その場で待機する。 「やっと休める・・・・・・」 天城が機体の近くで大きなボストンバックに腰を降ろし、これまた大きく伸びをしている。 8時間に及ぶ警備任務からフロンティア航空基地に帰還。即座に荷造りして六課に飛ぶという離れ業をしたのだ。疲れるのも無理はないと言えた。 アルトは自らの愛機を振り返る。今は近所迷惑なためエンジンを止めてしまっているが、荷造りの間に簡単な点検・整備は行ったため、エンジンから空調まで正常に動作していた。 「しかしやっぱり暑いな・・・・・・」 気付くと手をヒラヒラしながら服をパタパタ。天城やさくらも同じようなことをやっていた。 8月であるここクラナガンでは、日中最高気温38度という酷暑日が続いていた。 バルキリー内部では冷房がついていたし、ホテルのある軽井沢は涼しく適度な気温が保たれていた。 しかし今、クラナガンは暑い。 また、警備任務で消耗した魔力の回復を早めるために温度調節機能も付いた厚さコンマ数ミリのインナースーツ型バリアジャケットを着用していないのだ。 そんなこんなでバテバテになった3人に連続した爆音と共に、空から声がかかった。 『おーい、アルトく~ん!』 ・・・・・・本人に自覚はないようだが、ランカ用の大型フォールドスピーカーで大きくなったなのはの声はヘリの飛行音なんかに負けないぐらいの超大音量だ。フォールドスピーカーなのでヘタをすれば周囲4、5キロに響き渡ったかもしれない。 ヴァイスのヘリはそのまま降下。なのはを後部ハッチから降ろし、格納庫へそのまま滑るように入っていった。 どうやらヘリをヘリポートから格納庫に移動するついでになのはを送って来たらしかった。 「アルトくん達早いね。私達はさっき着いたばっかりなのに」 「まぁ、ヘリじゃ仕方ないだろ」 ヴァイスの『JF-704式・汎用大型輸送ヘリ』はノーター式で、ローターが1基しかないが、最大積載時でも巡航速度が時速150キロメートルというそこそこ優秀な機体だ。これは2カ月前にエンジンが熱核タービンに換装されたためで、デフォルトの内燃型エンジンだと速度を維持できない。 しかし超音速巡航できるバルキリーは今回の片道行程にして360キロという距離でもマッハ2で10分弱しか掛からなかった。 「許可は貰ってきたから入っていいよ。それと機体の方は、明日にはこの格納庫の受け入れ準備が終わると思うから、それまでここに停めておいてね」 なのはが先程ヘリが入った格納庫とは別の、明かりの灯っている格納庫を示す。 今回のサジタリウス小隊の六課での合宿は表向きにはバルキリー隊の六課への出張ということになっている。 クラナガンから200キロ以上離れたフロンティア航空基地(我々の世界で言うと静岡県の浜松にある)は部隊が緊急スクランブル発進しても到着が六課と数分遅くなる。 またCAP任務(武装して上空待機。有事の際は即座に迎撃する役どころ)に就く小隊も、今後経験の浅い2期生が多くなる。そこで六課にサジタリウス小隊を無期限で試験的に置き、その防衛力を計るという名目だった。 そのために明日には各種武装と小隊付きの数名の整備員が陸路でやってくる予定だ。バルキリーや彼らのためにも格納庫は空けなければならなかった。 「わかった。・・・・・・よいしょっと。さくらに天城、行くぞ」 振り返ると天城が 「うぃーす」 などと返事を返しながら荷物を持ち上げており、さくらも重たい荷物にフラフラしながらやってきた。 「世話になるな」 続いて後ろからも 「よろしくお願いします!」 という2人の声が聞こえる。なのははそんな3人に笑顔を作ると、 「うん。六課にようこそ」 と迎えた。 (*) その日は軽く部隊員達に挨拶してまわると、各自にあてがわれた部屋で死んだように熟睡した。 (*) 次の日 アルトはメサイアのアラームで目を覚ました。 午前5時。 空はほんのり明るく、〝チュン、チュン〟という鳥のさえずりも心地よい。 彼は身支度を済ますと、昨日さくらと約束した集合場所、ロビーへと向かう。 「おはようございます。アルト隊長」 すでに待っていたさくらが敬礼する。 聞くと(アルトに比べて)あまり寝てなかったという。だが 「あこがれのなのはさんの教導が受けられるなんて・・・・・・」 と、その顔は天にも登らんと輝いていた。 しかしなのはから教導されていた時期のあるアルトは一言 「まぁ・・・・・・頑張れよ」 とだけ言った。 (*) 外に出ると昨日は暗くてわからなかったが、六課の施設には変化が数多くあった。 例えば、地面には芝生で偽装された大きな装甲シャッターがいくつか埋設されていた。 「なんでしょうか?」 さくらが怪訝な様子でシャッターを指さす。 「避難用のシェルター・・・・・・は違うな」 軽く見回してみると同じようなシャッターが5つほど視界に飛び込んでくる。 こんな狭い範囲にシェルターを集中させるのはナンセンスだし、それを本気で偽装するつもりがないようで、ちょっと注意すれば上空からでも簡単に見つけることが出来るだろう。 (敵に見つかっても構わない施設なのか?) 結局その場では分からず終いであった。しかし訓練場への道すがら、1つのシャッターが建造中だったために、その恐ろしい正体がわかった。 「み、ミサイルファランクスVLS(垂直発射機)・・・」 そこにはずん、とまさに地面に埋設されんとするミサイルランチャーがクレーンの先に居座っていた。 ミサイルCIWSシステム(ミサイル型の近接防衛火器システム。多数の誘導弾を斉射して物量で敵を迎撃するシステム)だとすると、大きさから考えて瞬間発射能力は10を下らないだろう。また格納式のため再装填も自在だろうと思われる。 それがここから確認出来るだけでも5基あった。 どうやら自分のいた頃に計画された自動迎撃システム計画は現在も進んでいるらしい。 敷地の端には全方位バリアであるリパーシブ・シールド発生用の中継機も確認できる。 また逆に昔はあった電線が今確認できないため、大型反応炉もすでに埋設されているかもしれない。 一定レベルの自活自営機能を備え、強力な自衛装備を施した基地。人はそれを───── 「六課ってすごい〝要塞〟なんですね・・・・・・」 アルトは、さくらのセリフに苦笑いするしかことしかできなかった。 (*) 「おはよう。2人とも」 訓練場に着くと、朝早くにも関わらず教導官の制服を着て訓練の準備に勤しんでいたらしいなのはが迎えた。 「おはようございます!高町教官!」 さくらが〝ビシッ〟っと敬礼する。 「うん、おはよう。でもさくらちゃん、表向きには私はあなたの教官じゃないし、いつも通り〝なのはさん〟って呼んでいいよ」 「は、はい。なのはさん」 言い直すさくらを横目に、端末の操作をやめたなのはに尋ねる。 「それで訓練は何をするんだ? バルキリーを使うなら持って来なきゃいかんが・・・・・・」 「私の教導にはバルキリーは使わないよ。さくらちゃんは十分使いこなしてるみたいだから教える事はないし、第一、こんな朝早くにエンジンを回したら近所の人に怒られちゃうよ」 六課の隊舎のある場所は開発が進んだ埋立地から1kmの連絡橋を隔てた海上に位置する。そしてその埋め立て地は立地条件がいいため、民家が多くなっていた。 「それもそうだが・・・・・・ならどうするんだ?」 「うん。わたしね、アルトくんのところのシミュレーターを何回かやってわかったの」 なのははこの3カ月、技研と基地にお忍びでやって来て、シミュレーターで遊び─────もとい、研究していた。 「このシステムの凄さが」 彼女は言うと、首に掛けた宝石に願う。 「レイジングハート、セットアップ」 『OK,set up.』 辺りに一瞬桜色の光が包み、2人は目が眩む。そして光が収まったとき、そこにはいつものなのははいなかった。 身長は2メートル以上になり、その鋼鉄の掌(てのひら)は人の頭ほどもある。 人を熊と対等以上に戦わせることができ、飛行することも可能なパワードスーツ、EXギアがあった。 それはヘッドギアを〝ひょい〟と上に上げると、着た者の顔をのぞかせた。 あれからよほど練習したらしい。その挙動に無駄やためらいはなかった。 「EXギア、すごいよね。これさえあればバトロイドなんてへっちゃらなんだから」 EXギアシステムは2050年頃開発され、最近になってやっと制式化されてきた技術体型だ。 これはVFとのインターフェイスの改良及び標準装備化による脱出時のサバイバビリティ(生存性)の向上を主眼に開発された。 空を最大時速500キロで飛び、地上でも舗装されていれば時速55キロで走行できる。 また、もっとも特徴的なのがガウォーク・バトロイド形態の時のインターフェイス機能だ。これによって操縦者はバルキリーを〝着ている〟感覚で操縦できる。 つまりEXギアでダンスが踊れるならば、まったく同じことがバルキリーでもほとんど練習なしでできるのだ。 「私が教えるのは魔導士の機動法。つまり人型の機動法。だからこのEXギアで練習してできるならバルキリーでもそのままできるはず。さすがに可変を加えるとどうなるかわからないけど、そこは─────」 なのはは2人にウィンクする。 「なんとか自分逹で昇華してね」 「はい!頑張ります!」 さくらは再び敬礼した。 (*) 「さて、早速始めようか。まずEXギアに着替えてみて」 なのはに促され、さくらは首から提げたペンダントを取り出す。 それの先には聖王教会で腐るほど見た大きく翼を広げた鳥が象られており、それが彼女のデバイスだった。 さくらはそれを掲げると同時に宣言した。 「『アスカ』セット、アップ!」 すると彼女をなのはより白に近い桜色の光が包む。これが彼女の本来の魔力光だ。 普段バルキリーや陸士によく見られる青白い魔力光は、MMリアクター(疑似リンカーコア)や量産型カートリッジ弾などに封入される人工的に作る魔力の共通の魔力光だった。(本当に青白い魔力光を持つのはバルキリー隊ではアルトだけ) なお封入される魔力はその99、999%ほどが魔力炉より抽出されたものだが、必ず人のリンカーコアで作られた本物の魔力が混ぜられている。人工の魔力だけでは物理的に何が足りないのかわかってはいないが、魔法を発動できないのだ。 おかげで現在人間を介さずに機械だけで完璧な魔力を生成する技術は開発されていなかった。 さて、眩い桜吹雪が晴れた時、そこには長大なライフルを両腕でしっかり保持したさくらのEXギア姿があった。 このライフルは第97管理外世界の『M82 バーレット』と呼ばれるアンチ・マテリアル(対物)ライフルを元にしていて、EXギアに合わせるために寸法がすべて約1、5倍に拡大されている。この改修によって全長が1メートルを越え、口径が15mmになったので大容量カートリッジ弾をそのまま撃つという〝怪〟物ライフルに変貌していた。 無論その重みは元が12キロなので想像を絶する重さ(約3倍程度)になっているが、EXギア用の兵器としてはは普通の重さと言えた。 「それじゃまずはさくらちゃんの実力が知りたいから、これを撃ち落としてみて」 なのはは直径10センチ程の魔力球を生成して見せ、海上へと誘導する。 「・・・・・・あ、そうそう、デバイスの補助は受けちゃダメだからね」 さくらは少し苦い顔をしたが、黙ってマーキングされた射撃位置につく。そうしてテストが始まった。 まずは止まった目標。距離は500メートル。 さくらは少し拙かったが、コッキングハンドルでライフルの初弾をマガジンからチャンバー(薬室)に送り込む。そしてライフルの銃床をEXギアの肩部装甲板にあてると、空中に浮いた魔力球を狙いすまし、引き金を引いた。 重い発砲音とともにマズルブレーキから飛び出た空の大容量カートリッジ弾は彼女の思い描いた通りの軌跡を描き、見事500メートル先の魔力球を貫いた。 「うん。さすがフェイトちゃんを追いつめただけのことはある」 なのはが感想を述べる。EXギアはその大きさから、通常操縦者の1.2倍ほどの動きをトレース(真似)するため、生身の人間よりはるかに精密作業に向かない。 しかし狙撃という作業は、ほんの数ミクロのブレですら着弾位置が余裕でセンチやメートル単位でずれてしまう。 さくらはこの最悪の組み合わせであれに当てたのだ。まさに天性の素質と言えよう。 「じゃあ次はちょっと近くなるけど、横に動く目標」 なのはの説明通り、魔力球が先ほどより近い位置に静止した。 彼女の手元に浮かんだホロディスプレイの数字によれば100メートル程らしい。 そのまま秒読みに入る。 「3、2、1・・・・・・!」 ゆっくりと右に動き出す魔力球。追う銃口。しかし満を持し、発砲されたはずのカートリッジ弾は外れてしまった。 「!?」 さくらが声にならない叫びを放つ。 「あれ、どうしたのかなぁ?」 「す、すみません・・・・・・もう一度お願いします」 なのはは頷くと再び秒読みする。 さくらは『次は外せない!』と地面に片膝をつけ、より安定した狙撃モードに入った。 そして動き出した魔力球に、彼女の必中の願いを込めたカートリッジ弾が放たれる。しかしそれは先ほどの再現映像でも見ているように掠りもしなかった。 「的が・・・・・・そんなはずは!」 納得できないさくらは等速直線運動を続けるそれに第2、第3射を放つが結果は同じだった。 目の前の光景にさくらは茫然としてしまう。 アルトも直感的に何か違うものを感じていた。初回もふくめてすべての弾道は正確だったはずだ。 (なのに全部外れただと?) その時なのはが堪え切れなくなったように笑いだし、その理由を告げた。 「さくらちゃん、避けないとは言ってないよ。狙撃専門のくせにそんなことも気付かなかったの?」 「え・・・・・・だってなのはさんそんなこと・・・・・・」 「さくらちゃんはまっすぐなんだねぇ。私がそんな風に実力と真面目さだけでこの地位まで登ってきたって思ってるの?」 「ち、違うんですか?」 そんなさくらの様子になのはは彼女を〝嘲笑〟するように笑った。 普段の彼女のイメージからかけ離れたその姿に、さくらはやはり茫然としていた。 (*) その早朝訓練では 「こんなこともできないの?これでよく今までやって来れたね」 などとボロくそに〝いびられた〟さくらはついに魔力球に当てることができないまま終了した。 午前は予定どうり陸上輸送隊からバルキリーの武装を受け取って格納庫に移送したり、整備員の受け入れ作業に終始した。 そして午後、スクランブル待機するアルトとさくらはロビーにいた。 さくらは自販機コーナーからコーヒーを2杯持ってきて、片方をベンチに座るこちらに差し出す。 「サンキュー」 「いえ・・・・・・」 彼女はそう返事すると力なく隣に座り込む。横目で確認してみると、その顔には今朝の元気はなかった。 『憧れのなのはさんが、あんな〝意地悪〟な人だったなんて・・・・・・』 と相当ショックを受けているらしい。 前回自分がその渦中にいたが、今回外部から見るその威力。アルトは内心 (やっぱりアイツの十八番が来たか・・・・・・!) と戦(おのの)いていた。 これは彼女の上級教導術だ。こうして教官自身が卑怯で意地悪な行動をすることで 「教導官は正しい。正義だ」 と思っている狂信者に幻滅感を持たせる。 また、狂信者でなくともモラルを持った人間は 「あんな奴なんかに負けるか!見返して見せる!!」 と自発的になったり事情を知る誰かから知らぬ間に誘導されて更に真剣に取り組むようになり、成長が早くなるのだ。 普段と違いすぎるためすぐに演技と見破れそうなものだが、訓練期間の異常な精神状態ではそれがマヒしてしまう。そのためさくらなどの素人だけでなく、演技を本職としたアルトでさえその期間はまったく感知できなくなってしまうのだ。 これは彼女が短期間で優秀な人材を育てるために編み出した教導のノウハウであり、自らの『優しいいい人』という社会的知名度を逆手にとった彼女の最重要機密だった。 彼女の教導を受けた者のほとんどはこの洗礼を受けており、自分も例に洩れず最初の1カ月間にこれを浴びていた。 また、彼女の教導を絶賛する者は大抵この洗礼を受けきった者逹だ。この教導の素晴らしいところは、最後には誤解が解け、共に歩んで行こうという気持ちになれることだった。 そのため卒業生はみんながみんな彼女を慕い、なのはが一声かければ仕事を放り出してでも集まって来てくれるだろう。(俗に〝なのは軍団〟という卒業生から構成された非公式の団体が存在したりする) ちなみに、六課の前線メンバーの4人には行われていないらしい。 なのはが言うには 「4人は他の生徒と違って若すぎる。それに1年間たっぷり時間があるから、絶対無理しないでいいように、ゆっくりで丁寧に教えてあげたい」 のだそうだ。 (まったく、アイツらが羨ましいぜ・・・・・・) さくらの元気が無いという重い雰囲気の中そんなことを思っていると、点いていたロビーのテレビのニュース放送が速報の電子音を鳴らした。 ────────── 『─────速報です。第6管理外世界において発生した恒星間戦争は開戦から今日で2ヶ月目に入りました。第6管理外世界は時空管理局・本局が次元航行船の造船を全面委任している世界で、管理局では対応が協議されていました。 それが今日、どうやらなんらかの動きがあったようです。今、時空管理局・本局支部の伊藤記者と中継が繋がっています。・・・・・・伊藤さん?』 キャスターの呼びかけにカメラが跳び、急いで中継を繋げたのだろう。荒い画質の人影を映し出した。彼の後ろには大中小多数の艦艇がひしめき合っている。 『─────はい、こちらは本局が艦隊拠点を置く次元空間内の停泊場です』 「こちらから見た所これと言って変化はないようですが・・・・・・何があったかわかりますか?」 『─────はい。実はつい1時間前にそこに・・・・・・あー、映せますか?・・・・・・はい。えーと、〝あそこ〟に接舷されていた廃艦予定だったL級巡察艦と、他9隻の高速艇が艦隊を組んで第6管理外世界へのホットラインルートに乗ったことが確認されました』 「理由はわかりますか?」 『─────いえ。本局は未だ出撃の理由は明らかにしていません。しかしそのL級巡察艦には〝アルカンシェル〟を積み込んだ形跡はなく、高速艇にも本格的な宙間戦闘ができるような武装を装備する設備は存在しません』 「?それはつまり、武装はしていないということですか?」 『─────確定はできませんが、極めて破壊的な装備はなかったものと思われます』 「なるほど、わかりました。また新たな情報が入り次第伝えてください」 『─────はい』 その一言を最後にカメラがスタジオに戻った。 「このニュースは続報が入り次第速報としてお伝えします。・・・・・・次に内閣支持率が20か月連続で60%を超えている現、浜本内閣について─────」 ────────── 実はこの本局の動きにはアルトや六課も一枚噛んでいた。 なんと言っても本局の要請と〝彼女〟本人の自由意思により、いやいやながらも送り出したのは彼らなのだから。 「元気で帰って来いよ」 アルトはその友人へ想いを乗せて呟いた。 時を同じくして第6管理外世界への直通ルートに乗ったL級巡察艦内で、緑の髪をした少女が可愛くくしゃみをしたとかなんとか。 「どうしました?」 どうやらさくらに聞こえてしまったらしい。 「何でもない」 と返すと、少し冷えてしまったコーヒーで喉を潤した。 すると不意に俯いていた彼女がこちらに向き直る。 「アルト隊長・・・・・・私ってなのはさんに嫌われてるんでしょうか?突然頼んでしまいましたし、やっぱり怒ってるんでしょうか・・・・・・私はどうしたら・・・・・・!」 さくらの問いに無表情を保っていたが、内心 (来た来た!) と叫んでいた。 実はこれとほぼ同じ問いをアルトもしたことがあった。相手は当時同僚だったヴァイスだ。 その時彼の答えはこうだった。 「さぁな。俺になのはさんの好き嫌いなんてわかんねぇよ。んだがな、嫌いなら訓練なんてやってくれたりしねぇって。それに1つだけ言えることがある。『諦めないで頑張ること』だ。俺達も全力でバックアップしてやる。きっと上手くいくから、いつもみたいに最後まで飛んでみせな!」 そのヴァイスのセリフと押してくれた背中にどれだけの活力をもらった事か・・・・・・ 推測するところでは、聞かれたらそのような要点のセリフを答えることが彼女の教導の伝統なのだろう。 そして世代は自分へ。 アルトはその時輝いて見えたヴァイスの姿を脳裏に思い出しつつ、満を持してそのセリフを吐いた。 「さぁな、俺にはわかんねぇよ。だがなさくら、嫌いなら訓練なんてやってくれたりしないだろうよ。それに俺も、天城だってついてる。諦めないで頑張ればきっと上手くいくと思うぜ」 (ちょっとキザだったかな?) 言ってからちょっと後悔して自らのセリフを省みたが、さくらの表情には生気が戻っていく。 「そうですね・・・・・・はい!頑張ってみます!」 その顔にはもう暗いオーラはなかった。 (*) その日はスクランブルもなく、六課のフォワード4人組に対する訓練は中断されることなく続いた。 (*) 1645時 訓練場 その時刻になると、なのはは笛を鳴らした。 「みんな集合~!」 なのはの呼び掛けに、それぞれの訓練に散っていた4人が彼女の元に集まる。 ティアナはなのはとの訓練のため、ほとんど動かなくて済んだが、他は違う。 スバルは〝フロントアタッカー〟と呼ばれるポジションの訓練のためにヴィータと組んでおり、エリオとキャロもフェイトと訓練に取り組んでいた。 そしてなのはは集まった4人に告げる。 「はい、みんなお疲れ様。今日の訓練はここまでとし、このまま解散します」 そのセリフを聞いた4人に戸惑いが走る。 しかしその事に関しての説明がないようなので、ティアナは4人の代表として手を挙げた。 「どうしたの?」 「はい。みんな疑問に思ってると思うんですけど、まだ6時じゃないですよね?」 六課の訓練は原則夕方6時までとなっており、延びたことはあってもいままで(出動以外で)早く終わったことはなかった。 「うん、それはね、私の〝個人的都合〟で1時間繰り上げることになったの。・・・・・・ああ、でも心配しないで。その分午前の訓練時間を伸ばすから。今後この時間割が3週間ぐらい続くから、そのつもりでね」 周囲の教官逹も了解している所をみると、どうやらなのはの〝個人的都合〟とやらはよほど重要であるらしい。ティアナ達はそれ以上詮索せず、言われた通りに解散した。 (*) 4人がいなくなってすぐ、さくらとアルトがやってきた。 「こんにちは。さくらちゃん、さっきは泣きそうだったのによく来る気になったね?」 笑顔を保ちながら言うと、彼女の表情が少し陰った。 自分で編み出しておいて何なんだが、正直この方法が好きではなかった。 周囲がいくら〝十八番〟と絶賛しようと、そして後で和解できるとしても、人の痛みを知っている自分としては人を傷つけたり貶(けな)すような言動はしたくないと考えていた。 しかし信念を曲げてまでも自分には彼ら生徒を育てる義務があった。 (はぁ・・・・・・「悪魔」って呼ばれてもいいけど、きっと「嫌な人」って軽蔑されてるんだろうなぁ・・・・・・) なのはは内心気落ちする。しかし気づくと、さくらの目は真っ直ぐこちらを見据えていた。そして彼女は言い放つ。 「なのはさん。私、負けません。きっとあなたと同じ高みに登ってみせます!」 その言葉のどこにも迷いはなかった。 「うん、やる気があることはいい事だよ。でも、これを落としてから言おうね」 手のひらに魔力球を生成して、手のひらで弄(もてあそ)んでみせる。 「はい!頑張ります!」 こちらの嫌みったらしい口調にもさくらは気落ちした様子を見せず、テキパキとEXギアに換装して位置についた。 なのはは初めての反応に驚いていた。この訓練ノウハウを確立、採用してから3年。今までいろんな生徒を見てきた。そのなかにはさくらのような者もいた。 分類としては〝挫けず頑張れる〟という生徒だ。しかしこのような生徒も大抵立ち直るのに1日はかかる。それに〝尊敬している〟というスパイスが効いているさくらなら2~3日は立ち直れないはずだ。 無論なのははその期間を無駄にせず、必要不可欠な基本練習をやればいいと考えていた。 (・・・・・・さすがアルトくんってことなのかな?) 聞けば有名な歌舞伎の跡取りというし、その演技力もすごいものだとフェイトやはやてから伝え聞いている。 今回さくらの心理誘導を彼に頼んだ覚えはない。しかし内心そうしてもらおうと考えていたので、鋭敏な彼の「望まれている自分センサー」に引っ掛かってそう演じさせてしまったのかもしれない。 なのはにも周囲に望まれている自分を演じるという経験が無いわけではなかったので、演技が本職の彼ならなおさらである事は容易に想像出来た。 「さすがアルトくん・・・・・・侮れない・・・・・・」 「?」 実は自分がされてカッコよかったことを真似したかっただけというしょーもない真相はともかく、訓練が開始された。 「・・・・・・それじゃ、今朝のテストの続きだね。あの魔力球を撃ち落として」 「了か─────」 さくらの返事が終わるか終わらないうちに魔力球を動き出させる。しかし彼女は慌てなかった。 前回と違って今度は流れるように初弾を装填すると、ライフルを肩に当てる。どうやら昼の間にそれなりの自主練を積んでいたらしい。 (うん、基本はまぁまぁかな。やる気は申し分なし。でもごめんね。この魔力球は落とさせないよ) 教導する時はまずある程度生徒の自信を打ち砕いてしまった方が染めやすい。このテストはそういう意味合いを持った重要な通過儀礼であった。 目前で狙いすますさくらはセミオートという機構を生かして立て続けに3発のカートリッジ弾を撃ち出す。 しかしそれが魔力球に当たる事はなかった。 それは魔力球が避けたのではない。さくらがそのカートリッジ弾に託した任務が違ったらしいのだ。 まず1発目が魔力球の行く手の海面に着弾。水飛沫をあげた。海水は魔力素の結合を脆くしてしまうため、レイジングハートに自動操縦された魔力球は反対側に退避しようとする。 しかし更にその行く手に2発目が着弾し、またも水飛沫が阻む。 3発目も同じ手だろうと判断したレイジングハートは、水飛沫など届かないぐらいに上昇をかけた。 だがさくらのカートリッジ弾は予想に反して魔力球の上を通り過ぎていく。 これをレイジングハートは人間によくある「未来位置予測の失敗」と判断して通常の機動に戻ろうとした時、カートリッジ弾が〝自爆〟した。 「実弾(魔力が封入されたカートリッジ弾のこと)!?」 その間も大容量カートリッジ弾という縛りから解き放たれた魔力が爆発的に炎熱変換され、火球を形成。魔力球を襲う。 レイジングハートは爆心から最短の離脱コースを設定する。しかしそれは爆心の反対側、つまり自分逹の方だった。 その魔力球の機動はさくらにはただの点に見える機動だっただろう。 唸るライフル 次の瞬間には魔力球の中心をカートリッジ弾が見事射抜いていた。 (*) 『Mission complete.(作戦完了)』 首に掛かったレイジングハートはそう告げると、さくらの足下にあった射撃ポイントのマーキングを消した。 彼女は精密照準器付きのヘッドギアを外すと、こちらを窺ってくる。 (面白くなってきそうだね・・・・・・・) 気付くとそんなさくらに素の笑顔を見せてしまっていた。 ―――――――――― 次回予告 教導により飛躍的に技量が伸びていくさくら しかしそれはある少女を不安にさせていく・・・・・・ 次回マクロスなのは第22話「ティアナの疑心」 「なのはさんは・・・・・・私達に手を抜いてる・・・・・・」 ―――――――――― シレンヤ氏 第22話へ